◆第178話◆上山三十三観音/第十二番〜二十二番

⇒ガGラ

2009年04月20日 13:11

【第十二番 皆沢村(京塚)観音】

[皆沢の たい(妙)なる花や かきつばた おらだでたむける 後の世のため]

やはりここも美しい桜が出迎えてくれました

 



【第十三番 楢下村観音】

[夏山の ならの下葉を 吹く風に いく夜たび寝の 夢やさむると]

楢下の宿場跡に行く途中目にする大きなお寺の境内にあります

地元の方が設置したのでしょう、桜のライトアップが見れるみたいです

 



【第十四番 小笹村小豆森観音】

[くらせじな 岩のほとけに 二世かけて 小笹わけつつ いのるこの身を]

ここは山を登るのが大変という事で、第十九番で一緒に拝みました


【第十五番 大門村観音】

[ときおける のりのおしえの 大門は きをもらさじと すくふ御仏]

こんな感じで錠がなってました

 


この辺になるとワンコも観音様に見えてきます笑





【第十六番 菖蒲村観音】

[さみだれや ふるのの沼の あやめくさ かりてたむける 後の世のため]

こちらの観音堂の周りにも遊具が設置されていました

 



【第十七番 萱ケ平観音】

[くみて世を すくふちかいを 滝の上 たい(え)ず流るる かやがたひらに]

萱平の滝のところにある観音様です
昔は本堂もあったそうですが、雪で崩れてしまったそうです

この辺の桜は、まだ蕾みでした
それにしても、なんでこの岩から水が流れているのでしょう?

ここで昼食をしました

 

 



【第十八番 大久保村(久保川村)観音】

[なへてみな 大久保とこそ 後の世の たか身をつへに いたる彼の岸]

境内の隣には池があり鯉も泳いでいました

 



【第十九番 小笹村観音】

[わらたすき かけまくたのむ 後の世の 小笹しけれる みちはわすれじ]

こんな山奥のお堂に、と言っては失礼ですが、みごとな龍の彫り物がありました

 



【第二十番 牧野村観音】

[後の世の たねをまきのに めぐり来て みつのねがひや みのる身のはて]

なんか不思議な物が置かれていました

  



【第二十一番 上生居村観音】

[たのしみを きわむる国に ゆく身こそ なをたのみある 上生居なれ(かな)]

ここはニ往復しました

お堂の老朽化で、隣に有る公民館の中に移動したんだそうです

 



【第二十二番 中生居村観音】

[なかなかに 生まれ居る身の 後の世も かわらずまもる たのめ御仏]

ここは見応え十分なお寺です

七福神の弁財天や千体地蔵が圧巻でした

 


弁財天は、またの機会に

さてここから折り返し地点

徐々に北の方へと参ります



それにしても生居地区は観音様が多い

まさに
【上山観音ロード】
である

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