◆第179話◆上山三十三観音/第二十三番〜三十三番

⇒ガGラ

2009年04月21日 10:40

【第二十三番 下生居村観音】

[松の葉に つつむ(すずむ)心も はつかしさ さためなき世の 後の世のため]


1998年に発行されたガイドブックを手にして廻ったのですが、ここ23番は新しく補修されており、きれいに生まれ変わってました

10年という時の流れを感じた一瞬でした

 



【第二十四番 下生居村峯岸観音】

[岩つつじ いわでも知るや 下生居 みねきしつつく 花のゆふらく]

珍しい蔵づくりの観音堂でした 

 



【第二十五番 宮脇村観音】

[いのりばな すてぬちかひや 宮のわき 神も仏も うき世すくふと]

こちらは、人様の家の敷地内にあります 

上山三十三観音で、御朱印を戴ける数少ない中の一ケ所です

 



【第二十六番 宮脇村竹の下観音】

[山きわの 竹の下みち つく杖に たひ寝いくよの ふしやこえけん]

春を感じる景色に癒されます

 



【第二十七番 金沢村(金生)観音】

[かねさわの ふえなる姿 むまれぬる ほとけのおしえ(へ) いのれ世の中]

ここの106話でも紹介したお堂です 今回はしっかり参上の印を貼って来ました

 



【第二十八番 永野村観音】

[あしひきの ながのの村に めくり来て ほりきりかよふ 道はふだらく]

最後の方での石段は堪えますね汗

お参りした後、蔵王がくっきり見えました

 



【第二十九番 小倉村観音】

[いくよふる をぐらのもみぢ 夏しげみ たよるこかげや すずしかるらん]

ここはまだ春前の姿でした笑 観音堂には、この日月をよく見かけました

延命十句の朝念観世音 暮念観世音を表しているのでしょうか...

 



【第三十番 権現堂村観音】

[世のために かりにあらはれ たかとしの かけてたすくる わらだすきかな]

なんか、おいしそうなものが干されていました

 



【三十一番 芦の口(足の口)観音】

[生まれくる この身はなには あしのくち のちの世よしや いのるもろ人]

この辺に来ると、いったい今自分がどの辺にいるのかが分からなくなってしまってる状況です

こちらの龍も迫力あります


 


六面地蔵石

宇宙人でも彫ったかのような、お地蔵さんの絵
ミステリアスです





【第三十二番 金谷村観音】

[後の世を いのるねがいや かな屋なる 千手のはすの 花むこふまで]

ここもだったんだ!と思ったところです
工業団地にありました

お堂の天井の桝型絵きれいでした

 




やはり鳥居があったので神社かと思ってました
こちらから見る景色は初めてです笑





【第三十三番 北町(称念寺)観音】

[わらだすき 外原森を あとにみて みのりのにわの ここにきたまち]

札納
[ふだらくの たひちも 今は をひつるを ぬきておさむる 北町のてら]





翌日(4月20日)お祭りという事で旗が立ってました





さて、これで巡礼も終わりかとおもいきや

番外があと二つ残っておりました

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